健康

【フロス教育が超重要!!】ボディタッチのない文化が口腔内ケアを後退させてしまった事実

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はるひな

歯は『資産』だと言われています。
では、どのくらいの資産価値があるのでしょうか?

目次

歯の資産価値

【日本人の一般の人が思う価値】
歯1本 約35万円 口の中全部(28本)で、973万円

【歯科医師が思う価値は】
歯1本 約104万円 口の中全部(28本)で、2913万円

はるひな

なんと3倍近い価値観の違いがあったのですね!

日本人の口腔ケア意識は遅れている!?


先進国でありながら、日本人の口腔内ケアに関する意識は非常に遅れています。

アメリカでは、子どもの頃からしっかり口腔ケアを教育されます。歯ブラシだけでなくフロスなどを使った歯間ケアなどを行うことが当たり前となっています。

アメリカは日本のように国民皆保険制度ではないこともあり、健康管理に対する意識が全般的に高いことが特徴です。

歯の治療のためには、医療保険以外のデンタル保険に加入する必要があります。虫歯や歯周病になってしまうと、思わぬ高額出費になることも多いのです。当然、日常の口腔内ケアに力を注ぐことになります。

はるひな

では、アメリカの歯の資産価値をみてみましょう!!

日本と比べると衝撃的な価値観の違いです。

【アメリカ人の一般の人が思う価値】
歯1本500万円、口の中全部(28本)で1億4000万円



日本人は欧米人と異なりボディタッチの文化がないことも、口臭に関する意識が低くなってしまった一因です。

欧米社会では、あいさつ代わりに初対面の人と顔や体を寄せ合う文化があります。

そんな社会的な背景も口臭ケアの意識を高めると考えられます。対して日本人の場合は、よほど親しくならない限り、他人のパーソナルスペースには侵入しないのです。

はるひな

日本人の特性によっても、口腔内ケアの意識が遅れてきたのですね。

サルでも行っているフロス教育

母ザルが子ザルに『フロス教育』。
さて、人間は・・・・・?

タイに生息する野生カニクイザルに、ヒトの髪を拾って歯にはさまった食べ物を除去するものが何頭もいます。

1歳の子どもをもつ母ザルの「歯間清掃行動」を観察すると、周囲に誰もいないときに比べて、自分の子どもが見ている時は、時間をかけ何度も髪を歯に通し、行動パターンが変化します。

京都大学霊長類研究所論文「野生カニクイザルの母ザルは子どもが見ていると道具使用を大仰にしてみせる」より


なんと、母ザルは子ザルにフロスの使い方を教育しているのです!!

気持ちよさを伝えたいのか、生きるために必要だからなのか。教える動機が明らかになれば、さらに面白いですよね。

フロス教育とは?

フロス

”フロス”は、当然ながら歯ブラシでは取りにくい歯と歯の間に付いた歯垢を取り除くものです。
以前、「Floss or Die」(フロスしますか?それとも死にますか?)というキャッチコピーがありました。これは、歯周病と全身疾患の密接な関係が報告され始めた頃に流行ったものです。「きちんと歯を清掃して、全身疾患を予防しよう!」とでもいうものでしょう。

教育

歯ブラシやフロスを使って歯垢の除去を行うのは、一日のうちで何か特別な時間と捉えて行っている人も多いと思うのですが、当たり前の習慣として行うべきものです。

食べる前に「いただきます」。家に帰ったときは、手洗いするように、知らず知らずに身についていきます。

でもこれはその人の親がやっていることをみて自然にしてしまうことで、やらずにいるとなんか気持ち悪いのでしている当たり前の習慣です。すなわち知らず知らずに行われた教育です。

歯ブラシやフロスで歯垢を取り除く習慣は、しないとなんか気持ち悪いと思うようになるまで親が子供に行う教育と思います。

まずは、親がきちんとしたやり方を見せ、習慣付くまで教え込むことが大切です。

アメリカでは、多くの親が子どもにフロスの必要性を教えるようです。

実際、アメリカに留学経験のある方は、次のように話しました。

「ホームステイ先の家族がみんな、食後の歯磨きのときにフロスをするんです。大人はもちろん、小学生の子どももちゃんと自分で!その家だけの習慣化と思いきや、他のアメリカ人の家でも同じ光景を目にしてビックリしました」

はるひな

しっかりと「予防の意識」を植え付けられていたのですね。

デンタルフロスを使うメリットは?

ハブラシだけだと60%程度の除去率ですが、フロスを併用するだけで、80%までぐんとアップします!

虫歯の90%が歯と歯の間から発生するので、かなり重要だと認識できます。
フロスは虫歯になりやすい歯と歯の間をしっかりケアできます。

そして、歯垢1mgの中には約10億もの細菌が….
考えただけでもゾッとしますね

また、口臭を改善することができます。先進国の中でも日本人は口臭がくさい人が多い!と外国の方から言われているそうですよ。

さらに、歯の表面をこするように動かした時、ざらつく感じや引っ掛かりがあると虫歯になっている可能性があり、早期発見をすることができます。

メリットはたくさんありますね。

おススメなデンタルフロスは

fluorfloss(フロアフロス)

1つめが「fluorfloss(フロアフロス)」です。
Made in Italy、Milano生まれらしくスタイリッシュでお洒落なケースに入っています。

fluorflossの何がおススメなのかというと『とにかくごっそり取れる』ということ。384本の糸が汚れを絡めとります。

しかも歯肉に対しては非常にソフトに優しく触れるように設計されているため歯肉を傷つけず、仮に強くグイグイ歯肉に食い込ませても全く痛みがありません。

REACH(リーチ)

2つめが「REACH」です。歯医者さんにも勧められるフロスです。

歯間が狭くても引っかからない極細ワックスタイプ

ノンフレーバーで香り付きは苦手という方にもおすすめです。

Q&A

Q. フロスはいつ使うの?

A.一般的には歯磨きの後がオススメ♪

 歯磨きの前に使用すると、汚れを歯の間に押し込んでしまうことも

Q. 血が出るんだけど…大丈夫?

A. 痛みがなければ大丈夫!

 体調の変化などにより歯茎が腫れると、痛みなく出血することがあります。

 1,2週間ほどフロスを続けると汚れがなくなり、次第に出血が少なくなってきます。

 それでも出血する場合は、歯石という頑固な汚れがこびりついているかもしれません。

 歯石は専用の器具でしか取り除けないので、歯医者さんで歯石を取ってもらいましょう♪

Q. フロスは繰り返し使っていいの?

A. ダメです><!

 フロスは使い捨てです。

 衛生上、毎回新しいものをご使用くださいね♪

まとめ

サルもフロスを行っていたのは驚きましたね。

毎日、フロスする人としない人では、寿命が5年変わると研究結果も出ています。

いかに、自身だけではなく、子どもへのフロス教育が大事なのかわかります。

経済雑誌「プレジデント」に掲載された記事で、「リタイア前にやるべきだった…後悔トップ20」その内容は「健康」「仕事と人間関係」「お金と暮らし」に分類されており、その中で「健康面」の部分に注目すると…

男女ともに、そしてどの年齢でも「歯の定期検診を受ければ良かった」という後悔が上位にランクインしています。そして、全ての総合でなんと1位になっていました。

どんなにお金があっても、1度失ってしまった歯は元には戻せません。お金に換えられないあなたの歯ですので、一生大切にしてください。

はるひな

歯を大事にすることで、一生涯、かなりの節約に繋がります!!

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