- 本を読んでも次の日には内容を忘れてしまっている
- 効率的にインプットする方法はないのか
- インプットした情報をうまく活かせていないと感じる
- 知識はあるのに行動に移せない
- 自分に自信が無く、自分の意見を言うのが怖い
- なぜあの人はあんなにも大量にアウトプットできるのか
- アウトプットの質をもっと向上させたい
あなたもそんなことを感じたことがあるのではないでしょうか?
いくら優れた知識を数多く身につけている方であっても、なにかを生み出されなければ社会的には評価されにくいですよね。
本書は、日本で初めてアウトプットに特化した、アウトプットの決定版とも言うべき一冊です。
ビジネスの世界において、プロセスももちろん重要ではありますが、最終的に最も評価されるのは成果産物であることに間違いありません。
フォロワー様の紹介で『Audible(オーディブル)』「聴く読書」体験してみました📚
— はるひな@ケアマネブロガー (@hiro19841205) April 25, 2021
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オーディブルでアウトプット大全を知り、一気に樺沢氏のファンになりました
ちなみに,樺沢紫苑さんの読書術はオーディオブックを活用しています。
倍速でながら聞きし,インプット量を増やす裏技も使っているそうです。
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インプットは情報を「入れる」こと、アウトプットは入れた情報を「出す」ことを指します。本書によると、「読む」「聞く」がインプットに、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットにあたります。
さて、あなたのインプットとアウトプットの比率はどれくらいだろうか。ある調査によると7対3が平均だそうだが、著者は、インプットとアウトプットの“黄金比”は3対7だと指摘しています。そしてアウトプットなしに自己成長はありえないというのです。
本書はアウトプットのノウハウが満載です。各項は見開き完結型でまとめられており、スキマ時間に気軽に手に取ることができるはずです。
しかも図解入りで、読書が苦手な人も直感的に理解しやすい。読んだその日から実践できる、チャレンジのハードルを下げたノウハウが紹介されている点もポイントとなっています。
本書を手に取り、アウトプットを実践して、自分の人生を能動的、積極的に変えてみてはいかがでしょうか。
目次
なぜ読もうと思ったか
「アウトプットしないと意味がない」「アウトプットしなきゃ」最近私の周りでよく聞くワードです。
なんとなくアウトプットすることは良いこととわかっていて、どうやってやればいいのだろう?とずっと悩んでいましたが、とりあえずやってみよう精神で始めたブログとtwitter。
果たして正しくできているのか?アウトプット方法、もっと改善できないかな?
その答えを探すべく読み始めました。
評点
アウトプット大全はなぜ人気なのか
アウトプット大全の読むメリット、読むとどうなる
著者紹介
著者である樺沢紫苑氏は、精神科医でもありながら作家でもある。10年連続で年2冊以上の本を書き、メルマガを13年間毎日発行し、動画を1500本以上アップしてきたという、驚異的なペースで情報発信している人物です。本書は、そんな著者が80の視点からアウトプットのノウハウを解説した、いわば「アウトプットの百科事典」なのです。
情報過多の現在、日本一アウトプットする精神科医は、短い時間で何をどのように学ぶのか?
多くの読者から寄せられたこの問いに対し、読書法・学習法・記憶術・会話術・情報収集など、脳科学に裏付けられた80のインプット術を紹介。
要するに,人生の質を上げる為のビジネス本!!
インプット大全に書かれている内容は全て科学的根拠・著者の実践によって実績があることばかり。
80ものインプットメソッドのどれかは絶対に役立つはず。
著者のアウトプット
- メルマガ 毎日発行 14年
- Facebook 毎日更新 9年
- YouTube 毎日更新 6年
- 毎日3時間以上の執筆 12年
- 年2~3冊の出版 11年連続
- 新作セミナー 毎月2回以上 10年連続
著者のインプット
- 読書(スキマ時間のみ) 20~30冊/月
- スマホ使用時間 30分以下/日
- ネットからの情報収集 15~20分/日
- 映画 100本/年
アウトプット量に対してインプット量は少ないですね。驚きました!!
その他
- 睡眠時間 毎日7時間以上
- 基本、18時以後は働かない
- 週4〜5回以上のジム通い
- 月10回以上の飲み会
- 年30日以上の海外旅行
超ハードワーカーかと思いきや僕より充実した時間をお過ごしでした。
本書の要点
読書などでいくらインプットしても、アウトプットしなければ記憶として定着することはありません。「自己成長」はアウトプットの量にこそ比例します。
アウトプットが苦手な人は、まずは「話す」ことから始めましょう。読んだこと、聞いたこと、自分が体験したことについて第三者に話してみましょう。
「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、圧倒的に記憶に残り自己成長を促します。書くことで脳に信号を送り、集中力を高め、積極的に情報を収集することができるようになります。
インプットの「読む」と「聞く」、アウトプットの「話す」と「書く」に加え、「行動する」も重要といえます。
脳内世界と現実世界両方を変える必要があることがわかりますね!
知識は「アウトプット」することによって血肉となる。
特に、「人に教える」という経験から得られる成長は大きい。
アウトプットの基本
アウトプットしなければ記憶に定着しない
「月3冊読んで3冊アウトプットする人」と「月10冊読んで1冊もアウトプットしない人」では、どちらが成長するでしょうか? 間違いなくアウトプット量が多い、前者です。
「読めば読むほど知識がつき、成長できる」と考えている人がほとんどかもしれません。しかし、ここで重要なのはインプットの量ではなく、アウトプットの量です。いくらインプットしても、アウトプットしなければ記憶として定着することはありません。
例えば、本棚にある本を1冊取り出し、その内容を5分で説明してみましょう。できますか? 説明できたなら、その本の内容が身についているということ。もし説明できないとすれば、内容を覚えておらず、何の役にも立っていないということです。
インプットはただの「自己満足」にすぎません。「自己成長」はアウトプットの量にこそ比例します。
アウトプットの法則①情報を何度も使う
1つ目は、「2週間に3回使った情報は長期記憶される」であります。インプットした情報は、何度も使わないとすぐに忘れてしまいます。
「重要な情報」を長期記憶として残し、そうでない情報は忘れるようにできているといいます。
脳に入力された情報は、「海馬」に仮保存されます。仮保存される期間は2~4週間。その間何度も使われた情報は、「重要な情報」と判断され、「側頭葉」の長期記憶に移動します。
情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなります。2週間の間にその情報を話したり聞いたりしましょう。
「重要な情報」とは、よりアウトプットされた、つまり「よく使用された情報」ということになります。
アウトプットの法則②成長の螺旋階段
アウトプットの基本法則2は、「成長の螺旋階段」であります。これは、自己成長におけるインプットとアウトプットの関係を表現した言葉です。
成長するためには、インプットとアウトプットをどんどん繰り返す必要があります。
しかし、インプットとアウトプットは、同じ場所をぐるぐる回っているわけではありません。インプットとアウトプットをセットで行うことにより、螺旋階段を上るように少しずつ成長していくのです。
アウトプットの法則③黄金比は3:7
アウトプットの基本法則3は、「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」である。この比率でインプットとアウトプットを行うと最も効率的だということが研究により証明されています。
ある研究において、大学生を対象に、勉強時間のうち「インプット」(教科書を読む)と「アウトプット」(問題を解く)の時間配分を調査した。その結果、インプット対アウトプットの平均的な比率は7対3だった。著者がセミナー参加者に同様の調査をしても、同じく7対3が平均であった。
思うように成長しないのは、インプットが過剰になり、アウトプットが不足しているからです。黄金比を意識し、アウトプットを増やしていきましょう。
私たちはスマホやパソコンを使い、ネットから毎日多くの情報を得ています。1日30分で20個の情報を見ているとすれば、1週間で140個もの情報に接触している。しかし、そのうち記憶に残っているのは、たったの4個。 情報吸収率は、わずか3%。
要するに,見てるだけ〜では97%の情報を捨てていることになります。
インプットするのは自分を前進させる情報だけと決めましょう。
インプットは受け身でも可能ですが、アウトプットには能動性、エネルギーが必要です。
アウトプットの法則④フィードバックする
アウトプットの基本法則4は、「アウトプットの結果を見直し、次にいかす」であります。
インプットとアウトプットのサイクルを回すにあたり、絶対に欠かせないプロセスがあります。それは「フィードバック」です。
これは、アウトプットの結果を評価し、その結果を踏まえて次のインプットに修正を加えるという作業です。見直しや反省、改善、方向修正、微調整、原因究明などが該当します。
失敗した場合にはその原因を追究し、対策を講じましょう。
そうすれば必ず成長がみられるというわけです。せっかくのアウトプットも、やりっぱなしでは成長につながりません。
アウトプットをすることで他者からフィードバックをもらい、それを次に活かして改善を重ね、アウトプットの質を向上させていくという良い流れを確立できれば勝ちです。
ブログを通じて情報発信をし、フォロワーの方からフィードバックをいただくことで、大変刺激になっています。
必読ポイント!!3つのアウトプット:話す、書く、行動する
話す
アウトプットが苦手な人は、まずは「話す」ことから始めましょう。話すことは、最も簡単なアウトプットです。読んだこと、聞いたこと、自分が体験したことについて、第三者に話してみましょう。
昨日読んだ本の感想を家族や友人、後輩に話すだけで良いんです。そうすれば、あなたの考えや思考、想いなどが言語化され、脳は活性化し、記憶の増強や定着に大きく貢献します。
感想を話すときのポイントは、「自分の意見」「自分の気付き」をひとつでも盛り込むことです。
書く
「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、圧倒的に記憶に残り自己成長を促します。なぜなら、書くことで、脳幹網様体賦活系(RAS/Reticular Activating System)が刺激されるからです。RASとは、脳幹から大脳全体に向かう神経の束、つまり神経のネットワークであり、「注意の司令塔」という別名をもっています。
RASが刺激されると、大脳皮質全体に「目覚めよ! 注意せよ! 細かいところまで見逃すな!」という信号が送られます。すると脳は、集中力を高め、積極的に情報を収集するというわけです。検索エンジンにキーワードを入力するようなものです。
書くことは、RASを最も簡単に刺激する方法であり、書くことによって脳を活性化させ、記憶力や学習能力を高めることができます。
同じ「書く」でも、ノートパソコンを使わず、手で書くことをおすすめします。そのほうがより長く記憶が定着し、新しいアイデアを思い付きやすいです。
行動する
インプットは「読む」と「聞く」、アウトプットは「話す」と「書く」。これらに加えて重要なのが、「行動する」という要素です。本書において「行動する」は、「話す」「書く」以外のすべてのアウトプットを指します。
- 「今日やる」ことだけを考える
たとえば「今日はスポーツジムに行きたくない」と思う日があったとします。そんなときには、「行くだけ行こう」「5分だけやろう」と考えてジムに行ってしまえば、30分、1時間と時間が過ぎていくでしょう。続けようと思えば思うほどブレーキがかかるので、「今日」「今」やることだけを考えるようにしよう。 - 楽しみながら実行する
つらいことを続けることは不可能なので、継続したいことの中に楽しみを見つけましょう。 - 目標を細分化する
ダイエットをしたいなら、「10キロダイエットする!」という目標を細分化し、「1カ月で1キロ痩せる!」という目標を立てましょう。「ちょい難」課題に挑むとき、ドーパミンが最大で分泌されます。進捗や達成度が管理しやすくなり、モチベーションアップにつながるというメリットもあります。 - 結果を記録する
目標達成までの進捗を記録することで、ドーパミンが出やすくなり、モチベーションが上がります。 - 結果が出たらご褒美をあげる
目標達成時にご褒美がもらえると、さらにドーパミンが分泌されます。著者は、本の1章を書いたときには少し高級なウイスキーを飲む、本を1冊書き上げたら海外旅行に行くなどのご褒美を設定しています。
極意は、「自分を操作し誘導する」ことにあります。
アウトプットの質を上げる方法
- すぐにメモをする
- インプットし過ぎない
- アウトプットのハードルを下げる
完璧主義を捨て、例えばブログ等50-70点くらいの記事ができあがったら早めに世の中に出してフィードバックを受けることが重要です。
アウトプット力を高めるトレーニング法
日記を書く
本書では、日々の生活のなかでアウトプット力を高める7つのトレーニング法が紹介されています。要約では、そのうち2つを取り上げます。
1つ目は、「日記を書く」ということです。「書くことがない」という人であっても、1日を振り返れば何かしらのネタを見つけられるはずです。
日記を書くことには、5つのメリットがあります。それは、「アウトプット能力、書く能力が高まる」「自己洞察力、内省能力、レジリエンスが高まる」「『楽しい』を発見する能力が高まる」「ストレスが発散される」「幸せになる」だ。
読書感想を書く
もう1つは、「読書感想を書く」ということです。これは、ビジネススキルを伸ばしたい人におすすめのトレーニング法です。
読書感想を記すことのメリットは7つ。「本の内容が定着する」「本の内容を深く理解できる」「本の内容が整理される」「文章力がアップする」「思考力がアップする」「自己洞察が進む」「飛躍的に自己成長できる」ということがあげられます。
アウトプット大全から学んだこと
「質問する」ことの重要性
「質問する」というのは最も簡単で、最も効果的なアウトプット方法の一つです。それも、「他人に質問する」のもいいですが、「自分自身に質問する」だけで、脳は圧倒的に活性化し、必要な情報を集めてくれるのです。
例えば、本を読むときにも「自分はこの本を読んで、何を一番学びたいか?」と自分自身に質問し、その答えを意識するだけで、学習効果は圧倒的に高まるらしいです。
膨大な情報の中から「自分の求めるもの」だけを意識し、抜き出すことができるからです。
これは心理学で「カクテル・パーティー効果」と呼ばれていて、パーティーの雑踏の中でも、「自分の名前を呼ぶ声」はハッキリ聞き取れる、という状況からきた言葉です。
「何が知りたいか」という質問の答えを用意しておくことで、それにまつわる情報が浮かび上がってくる。「自分自身に質問する」効果は絶大ですね。
アウトプット前提でインプットする
普段からアウトプットを意識しながらインプットすることを心がけることで、インプットの質が向上します。
具体的には、日常生活でなんらかの気付きがあった場合、すかさずメモをとる習慣を身につけることをおすすめします。
アイデアというのは、全くのゼロから生み出されるということは少なく、ほとんどは既存の知識の組み合わせによって生まれるものと言われています。
そして、ふと頭に浮かんだ事柄というのは、その瞬間に記録しておかないと頭の中から一瞬で消え去ってしまいます。
よって、何かがふと頭に思い浮かんだ時、それが将来大きなアイデアにつながるかその時点では分からなかったとしても、簡潔に記録しておくことをおすすめします。
ツイッターやブログで発信する事を前提に日常生活を送っていると、インプットの質が向上していることに気づきました。
実践しているコト
- Twitterにて1日1ツイートを心がける
- 毎日、アウトプット前提で本を読む
- ブログにて体験したこと学んだこと等の情報発信を行う
「アウトプット」することによって得られるメリットは無限大。
入れた知識は放出すると、相手だけでなく自分のためになります
最後に
要約で取り上げた内容の他にも、本書には「効果的なフィードバックの4つの方法」「15人と濃い関係をつくる」「笑顔の8つの効果」など、非常に興味深い内容がまとまっています。アウトプットの質量をアップさせ、自己成長へつなげるための必読の書といえます。
あなたも『アウトプット大全』を読んで、自分が一番とっつきやすいやり方でアウトプット力を向上してみてはいかがでしょうか?
読書によって「知識」を増やし、アウトプットによって「知恵」を増やしていきたいですね。
知識はためるな!!アウトプットすると、するぶんだけ頭がよくなる!!!
とにかくGIVE AND GIVE AND GIVEです!!
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