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住宅ローンを失敗しない為に
「住宅ローンのことはよく分からないし、営業マンも大丈夫って言っているから、まあ何とかなるかな。よし!この物件に決めちゃおう!」
…なんていう「営業マン任せ」な人は、住宅ローンで失敗する可能性がとても高いです。
はい、私の事です。。
私は、4年前に建売住宅を3700万で購入し、フラット35にて月々8万5000円の支払いとボーナス払いで年に2回10万ずつ支払いしています。
購入前にもっと検討するべきでした。
住宅ローンで失敗しやすい人の特徴
住宅ローンはその名の通り、住宅を購入するときに使うローンです。マイホームは人生で一番高い買い物ですから、住宅ローンについて考える機会もそう何度もありません。
そのため、不動産のプロである営業マンに任せたいという方も多いと思います。これは「自分がいくらの家を買えるのか住宅予算を調べてもらってから、物件探しをする」という点では正解ですが、すべて丸投げはいけません。
営業マンはお客様の希望に近い家を探す・売るプロですから、住宅ローンについても知識が豊富なことは多いです。お客様の年収だけではなく、月々の支出なども考慮して資産計画を立ててくれる営業マンもたくさんいるでしょう。
しかし、その一方で、限度額ギリギリで住宅ローンを組ませようとする営業マンも存在します。
特に注意が必要なのが、気に入った物件が予算オーバーしている時です。家を買う多くの人は、「予算が多少オーバーしてもいいから理想の住まいが欲しい」という思いがあり、気持ちも高ぶっているため冷静な判断ができないことがあります。
「ちょっと予算オーバーしていますが、ギリギリ住宅ローン組めますよ!」と営業マンに言われるがまま住宅ローンを組んでしまうと、後から返済に苦しむ恐れがあります。
住宅ローンを組むときは、営業マンに丸投げせず、自分でも住宅ローンについて情報収集をしましょう。
住宅ローンの組み方によっては失敗してしまって将来住宅ローンに苦しんだり住宅ローン破産をしてしまうという可能性がありますから注意した方がいいでしょう。
たとえば住宅ローンを組む際には返済を楽にしたいのでたくさん頭金を用意して家を購入すればいいと思っている人も、実は将来住宅ローンで苦しむ可能性があるといわれています。
返済比率は年収の25%以内
一般的に住宅ローンの返済額は、年収の25%以内が安心だと言われています。単純に計算した場合、年収700万円だと、25%は175万円で毎月の返済額は約14万5千円となります。
しかし、これはあくまで目安だということを理解しておきましょう。なぜなら、同じ年収であったとしても、年齢や家族の人数、生活費として必要なお金や資産の有無などの条件は、個々で異なるためです。25%の返済比率から計算される金額は、住宅ローン借入額を決めるときの検討材料として活用してみてください
そしていま住んでいる場所の家賃と同じ住宅ローンなら何とか返済できるからといって住宅ローンを組んだ人も将来のことを全く考えていませんね。
老後に負担を増やしたくないからといってローンの期間を短めに設定しているという人の場合にも実は住宅ローンで苦しむ要素があるといわれています。
また繰り上げ返済は利用した方がいいといわれていますが、一刻も早く繰り上げ返済して住宅ローンを早く終わらせようと思っている人、住宅ローンを選ぶ際にはとにかく金利だけを見て金利が安ければそれでいいと思っている人も将来的に住宅ローンに苦しめられたり、住宅ローン破産をしてしまうかもしれませんから十分に注意した方がいいといわれています。
住宅ローンを組む際にはできるだけ失敗したくないという人が多いと思いますから失敗しないように事前にリサーチして検討するようにしましょう。
「営業マン任せ」にせず自分でも情報収集をしましょう!
住宅ローンについて考える際は、ローンだけを考えるのではなく家計全体を考えることが必要です。いつまでに、いくら貯蓄を増やすべきかを計算するところから始め、必ず、自分で返済シミュレーションして下さい。