冬の朝、玄関から出て自分の車のフロントガラスが凍って真っ白に。「うわぁ最悪・・・」と途方に暮れることがあります。
車通勤の方は特に、朝凍結に気付くと「解けるまで待ってる時間はないのに❕」と焦ってしまうのではないでしょうか。
私の場合は、家の中に入り、電気ケトルでお湯を最短で沸かし、車のフロントガラスに向けてぶっかけてました(*ノωノ)💦
実際にこのような行動をとられる方は全国的にも多いのではないでしょうか❓
この記事では、フロントガラスを凍結させない為の工夫、1番早く解凍を行う方法を載せています。ぜひご参考になれば幸いです。
そこでこの記事では、フロントガラスの氷を素早く溶かす方法をご紹介します!
目次
フロントガラスが凍結する原因は?
凍結の原因は“放射冷却”
理科で習ったことがあると思いますが…覚えていますか?
夜になると、日中温められた地表の熱が空へ向けて逃げていくため、地表の温度が一気に下がります。
特に快晴だった夜は、放射冷却によって空気中に含まれる水分が一気に冷やされるため、微細な氷=霜となって車に降り注ぎます。
逆に曇っている夜は、雲が熱を遮断し保温効果を発揮するので、放射冷却はおこりません。
実際どのように対応しているのか
ウェザーニュースで2019年にアンケート調査を実施したところ、「車のくもり止め機能(デフロスター)を使う」が45%と一番多くなっています。次いで、「お湯をかける」が23%という人が多いようです。
フロントガラスが凍った時どうしていますか?
解氷スプレー | 18% |
お湯をかける | 23% |
霜取り等でそぎ落とす | 14% |
車の曇り止め機能 | 45% |
絶対にしてはいけないNG行為
氷を溶かすならば、熱いお湯をかければすぐでしょう?
いいえ。この方法だけはNGです。
耐熱ではないグラスに熱い飲み物を注いではいけないのと一緒で、フロントガラスもお湯をかけるとヒビが入ることがあります。
危険なうえ修理代もかかってしまうので、お湯をかけるのは避けてください。大切な車を長年乗るのであれば最もやってはいけない行為の1つです!!
その理由は「ガラスが割れてしまうから」。ガラスは急激な温度変化があると割れてしまうことがあります。
温度差が大きいほど割れやすい。熱々の100℃のお湯をぶっかけるのは、もってのほかです(-ω-)/
ちなみに炎天下の洗車時(熱々になったガラスに冷たい水をかける)も同じですよ。夏場も注意いたしましょう!!
では、どんな方法で氷を解かせばよいのでしょう。方法はいろいろありますのでみていきましょう。
フロントガラスの凍結を簡単に取る方法
フロントガラスの凍結は、簡単に取ることができます。その方法を4つ紹介します。
①解氷スプレーを使う
フロントガラスの霜は、市販されている解氷スプレーを使えば簡単に溶かすことができます。この解氷スプレーの主成分はアルコールなので、自作することもできます。
アルコール2:水1で混ぜるだけ。アルコールは-114.5℃以下にならないと凍らない性質なので、凍った氷も簡単に溶かしてしまいます。
これなら、出かける直前に凍結に気付いても慌てなくて済みますね♪
スプレーは車内に常備しておくと、出先で凍ってしまった場合も安心です。
ガラスコーティングに影響しない優秀なスプレー
②エンジンをかけてデフロスターで溶かす
エンジンを始動して暖房で車内を暖め、ダッシュボートの上部にある吹き出し口から温風を出す「デフロスター」を活用すると、10分から15分程度でフロントガラスの凍結はなくなります。10分も待てないですよね。。。
③ぬるま湯をフロントガラスにかける
熱湯を使用すると、急な温度変化でガラスが割れてしまうこともあるので注意してください。
④スノーブラシを使って取る
薄い霜であれば、スノーブラシのヘラの部分を使って取るのが手っ取り早い方法です。
ただし、霜が厚い場合にはなかなかうまく取れないことがあったり、ヘラの材質が固い場合にはフロントガラスを傷つけたりすることもあるので、使い方には注意が必要です。
フロントガラスが凍結したら、ウォッシャー液を出しながらワイパーを動かして溶かす方法を取りがちですが、そのときに通常のウォッシャー液を使うとすぐに凍りついてしまうので逆効果です。
さらにワイパーを使うとブレード部(ゴムの部分)の劣化が早まることになります。もしワイパーを使って溶かしたいのなら、氷点下でも凍らない寒冷地用のウォッシャー液を使うようにしましょう。
フロントガラスを凍らせないために!
おすすめグッズは?
フロントガラスカバーを使用
解氷スプレーで30秒足らずで解凍できるのは嬉しいですが、朝慌てないようにするにはやはり凍らせないのが一番です!
そのためには、車を降りる時にフロントガラスカバーをかけておくのがおすすめです。
【磁石付きフロントガラスカバー】
こちらのフロントガラスカバーは、ドアに挟んで固定し、磁石を貼りつければOK!とても簡単です。
さっと磁石で固定できるので、暗くて見えづらい夜間でも簡単にかけられますね。ドアに挟んであるので、盗難の心配もなし!
フロントガラスの凍結防止はもちろん、雨やホコリ、紫外線からもガードしてくれるので一年中重宝します。
撥水剤を塗る
撥水剤は、フロントガラスに雨などの水分が付いた時にはじいて視野をクリアにしてくれる効果があります。
あらかじめ撥水剤を塗っておくことで、凍結しにくくなりますし、凍結した際にもスクレーパーなどでこするとスルッと氷が取れるようになります。
凍結を予防する意味でも、撥水剤を使うことはおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
適切な対応を知りあらかじめ対策しておくことで、フロントガラスが凍結してしまった場合でもスムーズに車を出すことができます。車の故障や破損につながる間違った対処法だけはしないように気を付けましょう。
1番早く解凍する方法は解氷スプレー!!!
車のフロントガラスを凍結させない対策はフロントガラスカバー!!!
どちらも低コストでありコスパがかなり良いです。
常に凍結させないための対策をしっかりしておくと、心の余裕をもって一日のスタートを切ることができるでしょう。
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